レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。会談では両国の関係やイドリブの最新の動向について話され、両大統領はソチ協定の順守を確認した。
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。
エルドアン-プーチン会談について、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信局局長が自身のツイッターアカウントから詳細を投稿した。
会談では、両国の関係に加えてイドリブの最新の動向について話し合われ、エルドアン大統領は、アサド政権の、この2週間にわたるイドリブ緊張緩和地帯での停戦協定違反は深刻なレベルに達しており、民間人に加えて学校や病院が狙われ破壊されているという事態は、「テロとの闘争」では説明ができないと述べた。
アサド政権の狙いはイドリブにおけるトルコ-ロシア関係を妨害し、アスタナ(体制)の精神を傷つけることだと指摘するエルドアン大統領は、イドリブで緊張が高まることによって、憲法委員会の設立と政治的プロセスが無駄になってしまうリスクもあると喚起した。
両大統領は会談でソチ協定の順守を確認し、エルドアン大統領は、今日までソチ合意の適用において重要な前進があり、それにもかかわらず起きた攻撃は共通の目的を傷つけうるものだと述べた。
最後にエルドアン大統領はボスニア・ヘルツェゴヴィナで起こった政治危機にも言及し、この地域が国際的な組織との協力関係を強化することは平和と安定のために不可欠だと思っていると述べた。
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( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:46781 )