交通事故で4名死亡、加害者らは札付きの前科者?
2019年06月09日付 Hurriyet 紙


ベシクタシュ・ハルプ・アカデミートンネルを割り込みしながら走行していたユスフ・アルクボーアとアブデュルサメト・トプチが運転する車は、ブルサの家族を訪ねた帰りの14名が乗った商用車に衝突した。事故で、3人の子供を含む4人が命を落とした。加害者の二人を車で追っていた彼らの父親が現場から消えた。“殺人者ら”は多くの罪を犯していることが明らかとなった。

 イスタンブル・TEM高速道路のベシクタシュ・ハルプ・アカデミートンネルからエルディネ方面へ向かって割り込みしながら走行していた2名が乗車していたナンバープレート34 RJ 5171の車が、昨日深夜2時、商用車に衝突した。商用車には14名が乗っており、ガードレールにぶつかり止まった。家族を訪ねブルサからイスタンブルへ帰るところで、多くの子供を含む乗客は商用車から道路へ投げ出された。事故でセイハン・オズチェリキ、子供のヒラヌル(9歳)、ムサプ(9歳)、そしてユスフ・エライ(8歳)が死亡、2名が重症、10名が負傷した。この間、男性1名を含む2名が乗っていたナンバープレート34 JF 3804の車が、事故の加害者の車に乗っていた容疑者らを乗せ現場から去った。警察は、容疑者を特定するため動き始めた。

1名を拘束
 ユスフ・アルクボーアが車を運転、隣にアブデュルサメト・トプチが乗っており、この2名を現場から連れ去ったナンバープレート34 JF 3804の車に乗っていた人物は、トプチの父親メフメト・トプチとメルヴェ・シェンジャンであることが、複数のカメラから判明した。ベシクタシュ捜査局高等調査員は、容疑者がバシャクシェヒルのウスパルタタワーのある家にいることを特定した。

 家宅捜索で、容疑者の関係者ファティフ・イナンが拘束され、家から一丁の拳銃とユスフ・アルクボーアの事件によってついたものとされる血のついたTシャツが発見された。容疑者の捜査が続く一方で、アルクボーアが法令6136号違反、監禁、自殺未遂、アブデュルサメト・トプチは、強盗、窃盗、2件の故意による傷害、火器法違反、メフメト・トプチは、密輸の前科が明らかになっている。

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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:46936 )