シャンルウルファ県のスィヴェレキ郡で温度計が58度を指し、年間の最高気温を記録した。市民は灼けつくような暑さの中で家から出られず、道りはガラガラになり、子供達は市民プールに押し寄せた。
年間の最高気温記録が、シャンルウルファ県スィヴェレキ郡で更新された。市の温度計は58度を指し、年間の最高気温を記録した。市民は焼けつくような暑さで家から出られず、道りはガラガラになっていた。暑さで死にそうな子供達は市の無料のプールに飛び込んだ。
一方で地方気象局は、高温の暑さににより起こり得る熱中症に十分注意するよう呼びかけた。
■うだるような暑さ
ディヤルバクル第15地方気象局の情報によると、この地方では長年平均を上回る暑さが続いている。ディヤルバクルでは昨日最高気温40度を記録したが、今日は42度になった。市街地では明日は41度になると予想されている。
バトマンでは昨日41度の暑さを記録し、今日と明日は42度、シュルナク県ジズレ郡では昨日は43度、今日は45度で、明日は44度の予想、シロピ郡では昨日は42度、今日は44度、明日は43度になると予想されている。
この地方の暑さは6月28日以降、平年並みになると予想されている。
ディヤルバクル県、バトマン県、そしてシュルナク県では、暑さが40度を超えると生活に悪影響が出た。ディヤルバクル県では暑さにぐったりした人々は、日陰で過ごすよう努めている。暑さの影響を抑えようと、歴史ある城壁の日陰に避難する者もいる。
■庭園の泉で涼む
スル郡では多くの子供たちがアンゼレの泉で涼んでいる。
12歳のハサン・クルチ君は涼むためにアンゼレに来たと説明し、「学校が休みで、気温も40度まで上がった。僕たちは涼むためのたった一つの方法を見つけたんだ」と話した。
ムハンメド・アクタン君もプールは有料で入れなかったため、アンゼレに涼みに来ることにしたと話した。
■「灼けるような暑さの中で生きている」
シュルナク県のジズレ郡は気温の暑さに影響を受けている。住民のアブドゥッラー・ギュルドゥルメズさんは、同郡で夏の間の暑さが45度まで上昇するために困っているとしてこう語った。
「暑い気温の中で働く人々もある。ただ、店は気温が高い日中はシャッターを閉め、夕方になると開けている。ここでは夏の期間、高温のせいでとても大変な状況で暮らしている。我々はジズレで夏の期間、灼けるような暑さの中で生きている。」
専門家らは、高温により起こり得る悪影響に注意するよう、そして暑さが厳しくなるお昼頃には、外に出ないよう呼びかけた。
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( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:47039 )