ロウハーニー大統領は「アジアにおける交流と信頼醸成」会議に参加するため、今年6月14日にタジキスタンの首都ドゥシャンベを訪問する予定だ。
ファールス通信ドゥシャンベ支局の報道によると、イランのハサン・ロウハーニー大統領は、タジキスタン大統領の招きにより、2019年6月14日「アジアにおける交流と信頼醸成」に関する会議に出席するためタジキスタン首都ドゥシャンベを訪問する。タジキスタン外務省メディアセンターの発表によると、この会議へのイラン大統領の出席は、タジキスタンのスィラージュッディーン・マハルッディーン外相がイランを公式訪問した際に、イランの政府高官との会談の中で確認されていた。
同外相はイラン訪問中に、モハンマド・ジャヴァ―ド・ザリーフ外相と会談し、安全保障分野での相互関係の原則と枠組みに関して二国間の合意覚書に調印した。
この合意覚書に基づき、両国は安全保障と国際的な組織犯罪の防止、テロとその資金供給の防止、武器および麻薬密輸の禁止、不法移民と人身販売の防止、IT犯罪の防止、マネーロンダリングやテロ組織や過激派への資金供給の阻止、内政への不干渉の各分野での有益な協力の実施を保障する。
専門家らは、ここ数年間の両国関係が冷え込んだ後、今回のロウハーニー氏のタジキスタン訪問を、改めて両国政府関係を改善するものと提起している。
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( 翻訳者:SA )
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