アメリカ出版協会の最近の発表によると、今年(西暦)第一四半期【訳注:ペルシア語原文では「上半期」と書かれているが、明らかに誤っているため、本訳文中では訳者の判断により全て訂正した】の書籍の売り上げが6.7%増加した。宗教書がその最も大きなシェアを占めているという。
IBNA【訳注:Iran Book News Agency】通信によれば、アメリカ出版協会【AAP】のニュースレポートが最近報じたところによると、米国での今年第一四半期の書籍市場の売り上げは、去年2018年【同時期】の売り上げに対して25憶ドル分、6.7%の増加だ。
さらに、3月【訳注:原文は「5月」だが誤りのため訂正】だけで米国内の書籍市場は7憶3360万ドルを売り上げ、前年同時期に比べ1億4050万ドルの売り上げ増、23.7%伸びたことを、レポートが明らかにしている。
宗教書は20%の伸びで、米国内における書籍の売上高の伸びの中で最大のシェアを占め、市場からの収入は1憶7450万ドルとなった。宗教書の伸びが特に大きい一方、大人向けのフィクション/ノンフィクション【AAPのレポートに基づき訳者訂正;ペルシア語原文では子供向けの本】は米国書籍市場では相変わらず最大であり、昨年【同時期】から2.4%【AAPのレポートに基づき訳者訂正;ペルシア語原文では9%】の増加で10憶800万ドルの売り上げを記録した。
入手した他の情報によると、ハードカバー書籍の売り上げは17.8%増え、1億9280万ドルの収益をあげた。
オーディオブックは、米国では引き続き人気を博している。2019年第一四半期には売上高が35.3%増え、2018年【同時期】には9870万ドルだった売り上げが、今年第一四半期ですでに1億3360万ドルに達している 。
一方、電子書籍の売上は2018年【第一四半期】の2億5590万ドルから今年【同時期】は2億4440万ドルへと4.5%減少し、着実に縮小した。
教科書類の売り上げは順調で、昨年【第一四半期】の8億5990万ドルから7.9%増加し、今年【同時期】すでに9億2760万【AAPのレポートに基づき訳者訂正;ペルシア語原文では927.6】ドルに達している。
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( 翻訳者:AM )
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