エジプト:新興国経済の危機は経済改革の正しさを証明する
2019年08月14日付 Al-Ahram 紙


■ファラジュ・アーミル:世界に広がる新興国経済危機はエジプトの経済改革の正しさを確信させる

【カイロ:ガーダ・アブドゥー・ターリブ】

技術者であり、下院産業委員会の委員長であるムハンマド・ファラジュ・アーミル氏は、新興国経済が世界的な危機に直面している中でエジプト経済が安定を保っているという事実は、国内で可決された経済改革の重要性を裏付けていると語った。

また委員長が特別声明の中で指摘したところによれば、世界的投資銀行であるモルガン・スタンレーによる最新報告によって、変動通貨相場制や断続的な補助金削減に加え、インフラやエネルギープロジェクトに対する政府投資といった経済改革が、エジプトを輝かしい成功へと続く正しい経路へと導いたことが保障されたという。

さらに同報告によれば、世界的な経済成長が鈍化している状況にあり、どの国であるかにかかわらず、エジプトと同じような経済発展の段階を経ているのだという。またエジプトでは一人当たり平均年収は5000米ドルに満たないが、経済成長率が5%を上回っているため、経済は堅調と言えることが指摘された。

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( 翻訳者:山下聡一郎 )
( 記事ID:47361 )