イスタンブルで集中豪雨、旧市街で被害
2019年08月17日付 Hurriyet 紙


イスタンブル県知事府は今回の豪雨に関し、「ファーティフ地区で1平方メートルあたり114kg、ベシクタシュやサルイェル、ウスキュダル、カルタル、カドゥキョイ、ウムラニイェ地区では1平方メートルあたり平均して30~40kgの降雨が記録された」と発表した。さらに、県知事府はこの豪雨が夜通し続き、翌日の午前中まで降雨量は減少しつつも継続する見込みであると述べた。

イスタンブル県知事府は、県全体に被害を及ぼしている今回の豪雨に関して声明を発表した。県知事府から出された声明では、以下のように述べられた。

「県内で今朝から被害を及ぼしている豪雨により、ファーティフ地区では1平方メートルあたり114kg、ベシクタシュやサルイェル、ウスキュダル、カルタル、カドゥキョイ、ウムラニイェ地区では1平方メートルあたり平均して30~40kgの大雨が記録された。今回の深刻な豪雨及び異常気象により、13:10~14:30までの間、シティラインの船便が運航を停止し、カバタシュ・バージュラル間の路面電車が遅延により運転を停止した。16時現在、消防局や市水道局(İSKİ)、道路保守並びに市警察局の指令センターに合計2414通に及ぶ通報が届いており、受信した通報に対して迅速に対応するため総動員で出動している状況だ。ウンカパヌ橋付近では、蓄積された雨水が排出された結果、身元不明の遺体が発見され、これについては検察局による検死が開始されている。地域気象局から得た気象情報によると、県内で降り続く強い雨は夜通し続き、翌日午前中まで勢力を弱めながらも継続する見込みである。」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:47372 )