エルデミト海岸線で、山火事
2019年08月22日付 Milliyet 紙


バルケスィル県エドレミト郡の葦の草原で起きた火事は、もうじき鎮圧されると発表された。

エドレミト郡アクチャイ地区とブルハニエ郡の間にあるダルヤン地区の、海岸近くの葦草原で、原因不明の火災が発生した。
通報を受けて、地区に広域市消防主局とエドレミト森林管理局の局員らが派遣された。地上では散水車が消火活動を行い、ヘリコプターが空からこれを支援した。
局員らは風の影響をうけて大きくなった災を鎮圧しようと、消火活動を続けている。

■「防災のため一軒から住民避難」

エドレミト郡のアリ・スルマル郡知事は、アナトリア通信社特派員への会見で、葦草原の火事は、住宅地に近いチュクルクチュ地区周辺で起きたと語った。
スルマル郡知事は、消火活動が続けられている地域にある二つの家屋のうち一軒は空き家で、もう一軒の住人は被害が出る前に家から避難したと述べた。

サルマル郡知事は、火災はどの車両や家屋にも飛び火しておらず、芦原草原内にとどまっていると述べ、「上空からエドレミト森林管理局所有のヘリコプターが、地上からはバルケスィル広域市のエドレミト、ゼイティンリ、アクチャイ、ブルハニエで構成される地区指導局の職員らが、スプリンクラーで対応している」と語った。
また、火災が約50ヘクタールの範囲に影響を及ぼしているという情報を発表し、「火災は現在鎮圧されつつある。特に人命の被害がないのは、我々にとって幸いなことだ。我々の仲間たちが献身的に働いている。被害を防ぐため、エドレミト-ブルハニエ間の海岸線沿いの道を閉鎖して、消火活動を継続している」と述べた。

■「発生原因はいまだわからず」

また、エドレミトのセルマン・ハサン・アルスラン区長は、火災の発生原因は不明であることを明らかにした。
アルスラン区長は、火災はブルハニエ側の住宅地まですぐの地点に達しており、局員たちの奮闘によりさらなる拡大が防がれているとして、「海に近いことが大きなアドバンテージで、ヘリコプターが5分に1回、水を汲み上げて散水している。これは大きなアドバンテージだ。今の所、我々を絶望させ、意気消沈させるような展開はない。消火活動を続けている。」と語った。

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( 翻訳者:齋藤楓 )
( 記事ID:47397 )