■エジプトが2019年末までに天然ガスの増産を計画
【エジプト:本紙】
エジプトのターリク・ムラー石油・鉱物資源大臣は、ズフル・ガス田における天然ガスの生産能力が1日当たり27億立方フィートに向上したことを発表した。
本日(水曜日、21日)の声明の中で同大臣は、この生産力の向上はガス田開発のスケジュールよりもおよそ4ヵ月前倒しで達成されたと述べた。
エジプトは、イタリア企業であるエニ(ENI)が2015年に発見したズフル・ガス田での1日当たりの生産量を、2019年末までに30億立方フィート以上とすることを狙いとしている。
なお、エニの推測によるとズフル・ガス田の天然ガス埋蔵量は約30兆立方フィートにのぼるという。
ムラー大臣は、ザフル・ガス田の現在の生産量が2017年の12月に最初のガス田生産を開始してからのおよそ2年で8倍となっていると指摘した。
一方で、ペトロベルのアーティフ・ハサン社長は「当社はガス田開発の任務を任されており、2017年12月に第1段階の生産開始を生産マップ(工程表)に書き込むことに成功した。そして、今年の第一四半期中に生産増加段階に突入し、地上プラントに残されていた第5、第6、第7生産ユニットの稼働を終了した。」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:藤垣順気 )
( 記事ID:47401 )