環境都市整備庁のムラト・クルム大臣がボドルムの海岸・湾を調査。その後、100万ドルをかけた建設プロジェクトのうち、違法建築にあたる部分にパワーショベルとブルドーザーが投入された。
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ムーラ県ボドルム郡での住居・別荘建設プロジェクトにおいて、ゾーニング規制(建築規制)違反箇所の解体作業が始まった。
8月20日、海岸保安部隊のボートでボドルム郡の海岸・湾の違法建築への対処のための監査に同行したムラト・クルム環境都市計画大臣は、ギョクチェベル、ギュンドアン、ギョルテュルクビュキュ、そしてトルバ地区の沿岸部でゾーニング違反になっている建設工事に関して関係者から事情を聞いた。
ギョルテュルクビュキュとギュンドアンの境目に位置する住居や別荘、ホテルの工事計画についても調査したクルム大臣は、ゾーニング違反箇所を現場で確認した。
住居・別荘区画の大部分が完成してしまっている建築プロジェクトの海岸部分を見通す場所には、高さ35メートルのエレベーター棟と渡り廊下がある。これらに関してボドゥルム郡庁担当者が記録を取ったとされる建築部分では、「海岸・運河法に反する」という理由からボドゥルム郡庁技官部門と建造物管理専門職員により解体作業が始められた。
構造上、作業機材が入れそうにないポイントでの解体作業は、作業員がエレベーターに足場をかけてコンクリートブロックを剥がす方法がとられている。また解体中、ジャンダルマ(憲兵隊)と警官も念のために現場に待機させられている。解体作業は数日続く見込みである。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:47415 )