研究者たちは、毎日150グラム、ブルーベリーを食べると心血管疾患リスクが減少することを突き止めた。
メフル通信よると、イギリスのイーストアングリア大学の研究者たちは、毎日のブルーベリー摂取の影響を138名の肥満でメタボリックシンドロームの罹患者に対し調査・研究を実施した。これらの対象者は、50歳から75歳の年齢帯に属していた。
研究チームの統括者であるエイデン・キャスィディーは、この件に関して次のように述べる。「先行研究では、定期的にブルーベリーを摂取した人々に、2型糖尿病や心血管疾患の罹患率の減少があったことが示されている。」
同博士は続けた。「ブルーベリーは、多量のアントシアニンと呼ばれる天然色素を含有しており、果物の青色や赤色を形成するフラボノイド(ポリフェノール)である。」
研究チームは、一日150グラムのブルーベリー摂取により、心血管疾患のリスクを12〜15%低下させることを突き止めた。
彼らの言によると、この研究の注目に値するシンプルなメッセージは、一日あたり紅茶カップ一杯分(150グラム)のブルーベリーを食べると、心臓と循環系の健康改善に寄与するということだ。
また、紅茶カップ半分(75グラム)のブルーベリーでは効果が望めないことも判明している。
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( 翻訳者:NA )
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