■外貨準備高の増加
【カイロ:本紙】
エジプト中央銀行は水曜日、外貨準備高が8月中に5200万ドル増加し、新記録を打ちだしたと発表した。またウェブサイト上の声明において、7月末に449億1700万ドルだった外貨準備高が、8月末には449億6900万ドルまで増加したと述べた。だが、この金額には8月末の債務支払いの後、エジプトがIMFから獲得したトランシュは反映されていない。エジプトは2018‐2019年度の間に147億ドルの債務を支払っている。外貨準備高は2018年中に何度か記録的な上昇を見せ、11月には最高額が445億1300万ドルに達した。しかし、準備高は12月に20億ドル下がり、その後数カ月は継続して上昇したのち、7月末に新記録を出した。
公式情報によれば、7月の時点で30億5000万ドルだった金準備高は8月、33億2000万ドルまで上昇した。金が外貨準備高の中で占める割合は8.6%まで上昇し、2億6500万ドルに相当する。
一方、エジプトのムハンマド・マアーイト財務大臣は、国債を購入する外国人投資家が増えたことにより間接投資額が230億ドルから240億ドルの間まで跳ね上がったと発表した。
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( 翻訳者:宮下香純 )
( 記事ID:47567 )