新生児、ごみコンテナで発見ーアダナ
2019年10月02日付 Cumhuriyet 紙
アダナ県コザン郡で、市民によりごみコンテナから発見された新生児は、病院で検査を受けた後アダナ児童館総局へ引き渡された。
入手された情報によると、トゥファンパシャ区エケル通りのごみコンテナ周辺で犬の声を聞いた女性が、動物を追い払おうとバルコニーへ出た。
この時、通りにあるごみコンテナから泣き声が聞こえてくることに気がついた女性は、警察と保健所へ通報した。
現場へ駆けつけた職員らは、新生児とみられる男児をごみコンテナから救出し、救急車でコザン国立病院へ搬送した。
NICUで治療を受けた新生児は、健康状態は良好であることが分かった。警察は現場周辺で行った調査で、新生児の母親がメルヴェ・K(19)であることを突き止めた。
隊員は、メルヴェ・Kと新生児の父親であると主張される人物を逮捕した。
■児童館総局へ引き渡された
病院での検査が完了した新生児は、コザン社会福祉センターの家庭・社会支援プログラムの職員によって、アダナ児童館総局へ引き渡されることになり、病院から引き取られた。
コザン社会福祉センターのムスタファ・ギョクボア局長は、アナトリア通信社の記者に対して行った発表で、午前4時ごろに発見された新生児について、家族労働社会福祉総局が対応に乗り出し、新生児がコザン国立病院で治療されたと述べた。
ギョクボア局長は、マフムト・デミルタシュ知事の指示で対応が開始されたとして、「新生児は直ちに保護され、アダナの児童館総局へ引き渡され、保護とケアが始められた」と述べた。
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( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:47691 )