イランより、トルコのシリア作戦に関する発表
2019年10月08日付 Hurriyet 紙

イランのムハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、トルコのユーフラテス川東側に向けた軍事作戦に反対を表明した。イラン外務省は、「トルコ軍のシリアにおけるあらゆる軍事作戦に反対する」と文書で声明を出した。

イラン国営放送の報道によると、ザリーフ外務大臣は昨夜、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と電話で会談し、トルコがユーフラテス川東側に向けて予定している軍事作戦について話したという。

「ザリーフ氏は(電話会談で)軍事作戦に反対であると表明し、シリア国土の一体性と国家の主権に敬意を表し、テロと戦いこの国に安定と安全をもたらすことの必要性を訴えた」と報じられた。

ザリーフイラン外務大臣は、21年前にトルコとシリアの間で結ばれたアダナ協定が、トルコのテロに関する懸念を払拭する最善の方法だと主張した。

イラン外務省も、「トルコのシリアにおけるあらゆる軍事作戦に反対する」と文書で声明を出した。

シリアの国家の安全を脅かすトルコによる対テロ軍事作戦に反対しているイラン政府だが、何十万もの人々が命を失った危機においては、バッシャール・アサド政権を維持させるために、反政府勢力に対してシリアへ何万もの兵士を送り込んでいる。

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( 翻訳者:榎本恵実 )
( 記事ID:47747 )