カタール:温室効果ガス排出削減のための新プロジェクト(1)
2019年10月08日付 al-Quds al-Arabi 紙

■カアビーエネルギー担当国務大臣:カタールは温室効果ガスの排出削減に数億ドルを投資

【ロンドン、ドーハ:本紙】

カタール・ペトロリアムの代表取締役兼CEOであるサアド・ビン・シャリーダ・カアビーエネルギー担当国務大臣は、「カタールは北部天然ガス田の拡張プロジェクトに数億ドルを投資し、類似の施設と比較して25%の温室効果ガス削減をもたらす技術を導入する。これは、ガス燃料の消費を減らし、排出された二酸化炭素を回収し再び地中に戻すことを目的としている」と述べた。

「エネルギー移行のための戦略」というスローガンのもと、ロンドンで行われた第40回オイル&マネー会議開幕に際しての基調演説で同大臣は以下のように続けた。「我々は既にラアス・ラファーンで中東・北アフリカ地域最大規模の二酸化炭素回収施設の稼働に踏み出した。この施設は年間210万トンの二酸化炭素を回収・隔離する。」

(2)へ続く

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( 翻訳者:東大晴 )
( 記事ID:47763 )