エルドアン大統領は、直近のグループ会合で、6年間でマルマライを利用した乗客の数は4億300万人だったと明らかにした。ここから移動によってマルマライはこの期間で14億リラの収益を上げたことになる。
トルコの最重要かつ最大のプロジェクトであるマルマライは、可能にした快適さ、時間、節約の利益と同時に、数字的にも注目を集めている。ヨーロッパ大陸とアジア大陸の間で途切れることなく鉄道でつなぐことを可能にしたマルマライは、開通した2013年以来、何十億もの数字とともに話される収入となった。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が10月30日のグループ会合で行った演説によると、6年間で約4億300万人がマルマライを利用したという。
開通した2013年10月29日から今日まででマルマライを利用した乗客は約4億300万人であり、その1人あたりの運賃を平均3.40リラとして計算すると、国庫に入った額は約14億200万リラ相応となる。
■14億リラの収益
開通当初、カズルチェシュメ‐アイルルク・チェシュメ停留所間のマルマライの運賃は1人あたり1.95リラだったが、その後2.15リラ、そして2.30リラに値上げした。マルマライは、3月8日にゲブゼ・ハルカル郊外線が開通して延長され、乗客1人の始発駅から終点までの運賃は5.70リラとなった。1人あたりの基本的な運賃は、昨日から今日まで適用された運賃表の平均によると、3.40リラとなる。計算によると、マルマライは6年間で国庫に約14億200万の収益をもたらした。
■イスタンブルの端から端までまでの旅
76.6キロメートルのゲブゼ‐ハルカル郊外線によって、イスタンブルの端と反対側の端が互いに結ばれた。郊外線の停留所は、ムスタファ・ケマルから始まり、キュチュクチェシュメ、メネクシェ、フロルヤ、イェシルキョイ、イェシルユルト、アタキョイ、バクルキョイ、イェニマハッレ、ゼイティンブルヌ、カズルチェシュメ、イェニカプ、シルケジからなる。現段階でマルマライでアナトリア側を通る線は、ウスキュダル、ソウトルチェシュメ、フェネルヨル、ギョズテペ、エレンキョイ、スアディイェ、ボスタンジュ、キュチュクヤル、イデアルテペ、スュレイヤ・プラジュ、マルテペ、ジェヴィズリ、アタラル、バシャク、カルタル、ユヌス、ペンディキ、カイナルジャ、テルサーネ、ギュゼルヤル、アイドゥンテペ、イチメレル、トゥズラ、チャユロヴァ、ファーティフ、オスマンガーズィ、ダルチャを通り、ゲブゼが終点となる。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:47969 )