シリア:レバノン国内のヒズボラへの食糧密輸の疑い(1)
2019年11月19日付 al-Mudun紙


■シリア沿岸地方、ヒズボラが食糧をレバノンへ密輸している?

【ベイルート:本紙】

本紙のシャーディー・アフマド特派員によれば、米ドルに対するシリアポンドの為替レートが暴落する中、シリア沿岸地域では、供給品の値下げがなされないままに経済的な後退・停滞が発生している。この市場の不況は異様な様相を呈している。というのも、配給を行う政府施設からは主な食料品が消え、突発的に価格が上昇した物品もある。庶民的な市場には国連のマークが貼られた救援物資が出回っている。

砂糖やバター、清掃用品等の配給量減少が、以上のような事態に続いた。本紙の得た情報によれば、こうしたいくつかの主要配給品の消失は、沿岸部における缶詰・保存食品工場の生産量の増加と同時に起こった。また、工場は通常の操業時間を超えて稼働していた。さらに、こうした配給品の限定性は、政権による新しい政策に起因することが本紙の調べで明らかになった。市場が後退しているにも関わらず施行されたこの政策は、市場から連続的に品物を引き下げることを規定しており、缶詰工場の所有者に対しては製品生産量の増加を命じている。こうして工場で生産されたものは、複数の密輸ルートを通じてレバノンに送られる。ヒズボラが必要とする食糧を供給し、彼らの支援を行うことが目的だ。

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(翻訳者:堀嘉隆)
(記事ID:48042)