「社会文化的な変化と宗教の果たす役割」をテーマに、2019年11月25日~28日の間アンカラで開催された第6回宗教大会の最終報告書が公開された。
「社会文化的な変化と宗教の果たす役割」をテーマに、2019年11月25日~28日の間アンカラで開催された第6回宗教大会の最終報告書が公開された。報告書の概要は以下の通りだ。
宗教・社会的な組織は透明性が確保された仕組みでなければならず、[外部からの]監督を受ける形でなければならない。関連領域とその能力によって、宗教者の一部はデジタルの環境で、一部は移動説教師として雇用されるべきである。
若い人々に対しては、信仰に反する流れを警告し、そうした事ごとへの回答を含む書面、映像、デジタル出版物が準備されるべきである。
子供たち向けのテレビチャンネルを開設するために必要な措置を講ずるべきだ。子供たちに対しては書籍・音声・映像・デジタル出版物などといった形で信仰上の、また国民的価値を受容させる政策をより進めていくべきであり、子供たちの心理に配慮したうえで恣意的なテーマにしてはならない。
国外のモスクでは、若者や女性がモスクの運営についてより多く発言を行えるような方向で処置がとられるべきだ。
宗務庁は「対イスラモフォビア部門」を設置すべきだ。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:48151 )