コンヤ、農地陥没やまず
2019年12月21日付 Hurriyet紙


コンヤ内陸流域でおよそ200万年に渡って続く地盤の陥没が、特にカラプナル地域でそのスピードを速めている。

最近では先月、カラプナル地域で直径2メートル・深さ8メートルの陥没が新たに発生し、地学協会が調査に乗り出した。協会の報告では、水を大量に使用する作物の栽培などといった人間の行動も、陥没に重要な影響をもたらしているとされている。多量の農業用地下水の取水、間違った方法での土地利用、不正・無計画な農業向け水利用が、同地域の石灰岩層を溶かし陥没を発生させるということだ。地学協会の会長を務めるヒュセイン・トゥルオール博士はこの件について、地形の変化に警鐘を鳴らしつつ、土地利用の計画を定める必要があると述べた。

■必要な対策

報告では、陥没の発生は防止できないが、陥没のスピードを遅らせる処置によって可能な限り被害を抑えることができるとされている。このために以下のような内容が勧められている。

コンヤ内陸流域における年間の水使用量を観察し、複数の方法による流域全体の管理プロジェクトを公的機関の主導により実行に移すこと。

地域の農業の傾向を、地理的な条件に注意しながら調査すること。

農業向けに地下から取られる水の総量を急速に減らし、管理下に置くこと。

カラプナル地域とその周辺で、多量の水を必要とする植物の栽培を管理下に置き制限すること。

流域における土地利用計画を策定し、計画における水の必要量によって毎年栽培される作物、農地、農業を行う事業者を明らかにし、これらの作物を成長・収穫の間監視すること。

同地域では、地盤の振動を引き起こす活動を禁止し、現状の振動の影響を抑える対策をとること。

■村は移転

チャンクル県イナンドゥク村の地盤陥没により、村の65世帯の住民が3キロ離れた安全な場所へ移住する予定だ。内務省災害緊急時対策庁チャンクル県支部長のアブドゥッラー・オズチェリキ氏は、65世帯のうち45世帯の移転が完了したと述べた。

■生命と財産の安全が脅かされている

長年コンヤ内陸流域の地盤陥没に関する調査を行っているアンカラ大学のウール・ドアン教授は「地盤の陥没により、この流域における道路の崩壊、また居住地域へのダメージが原因となって生命と財産の安全が脅かされている」と述べた。

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(翻訳者:神谷亮平)
(記事ID:48294)