トルコ航空、ボーイング社を訴える
2019年12月21日付 Milliyet紙

トルコ航空(THY)は、米国の航空機製造会社ボーイング社にとって最大の取引先の一つであり、現在運航が停止されているボーイング737MAX型航空機を24機保有しているが、これらの航空機に関して、不透明な状況が続いており、これについてしっかりとした説明がなされていないことを理由に、この製造企業に対する訴訟の準備を開始した。

ボーイング社は、インドネシアとエチオピアで計2機の飛行機が5ヶ月の間に墜落してから、737MAXシリーズの運行を停止しており、事故の発生が原因で、多大な信用を失った。THYは、世界規模で起きているこの問題において、もっとも大きな被害を被った会社の中のひとつである。

現在、75機のボーイング737MAX型機を注文しているTHYは、2019年現在受領しているはずの24機を、起こっている問題を理由に運用に充当できていない。毎日1200便を超えるフライトを運航し、2019年には路線網を14本拡大したトルコ航空の経営戦略は、この機種の飛行機に起きている問題が原因で、もう一度計画を策定することが必要になった。

■国内線の航空券の価格に悪影響

国際輸送のボーイング737MAX型機の運行が中止され、24機を運航に充当できないことは、国内線の便数と航空券にも悪影響を及ぼした。THYがKAP(世論啓発プラットフォーム)に行なった説明によると、今年11ヶ月の間に販売された座席の数は、前年比で6.7%の減少となった。機材の数が足りないことが原因で生じたこの減少に対し、航空需要が増加したことで、航空券の価格が昨年と比較して高くなった。

■ボーイング社、生産の一時停止を決定

先週行われたボーイングの説明では、アメリカ合衆国を含む多くの国で運行が禁止されているこの機種が、航空当局から再度承認が得られるまでの間、2020年1月から生産を見合わせることが明らかにされた。アメリカ合衆国の連邦航空局(FAA)は、声明で、737MAXのフライト再開の許可がいつ下りるかについて非現実的な期待をしないよう警告した。

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(翻訳者:宮崎友裕)
(記事ID:48295)