イラク出身肉屋、店の前でラクダを屠る
2020年01月03日付 Hurriyet 紙


道の真ん中で震撼!周辺は血の池へと化した。
シャンルウルファ県でイラク国籍の肉屋が店の前でラクダを屠り、現場は見るに堪えないものとなった。携帯電話で撮影された屠殺時の、ラクダが何分間ももがき苦しむ様子が反発を呼んだ。通報を受けて現場に駆け付けたエイユビエ行政警察隊は215リラの罰金を切り、店を封鎖した。


イラク人だというこの肉屋は、町の自らの店に屠殺用として500キロ以上あるラクダを仕入れた。彼は屠殺場ではなく店の前で捌こうとし、ラクダの頭部に袋をかぶせた後、喉元にナイフを振り下ろした。周囲が血の池になりラクダが何分間も苦しむ屠殺時の様子が携帯電話で撮影され、人々の反感を呼んだ。

■イラク人店主の肉屋は3日間封鎖

シャンルウルファ県でイラク人の肉屋が店の前でラクダを屠り、ラクダのもがき苦しむ様子を写した映像が反感を集める中、さらに、衛生法に従わずに無許可・違法に屠られた肉が1キロ当たり25リラで売りに出されていたことが明らかになった。その後通報を受けて現場に駆け付けたエイユビエ行政警察隊は215リラの罰金を切り、店を封鎖した。

■行政警察局長による説明

エイユビエ行政警察局のフェイヤズ・チェリキ局長はこの件に関して次の様に説明した。「我々はある人から道端でラクダが屠られているという通報を受けて、現場へ直行した。必要な法手続きを開始し、店は我々が封鎖した。刑罰の手続きも取られた。自治体の常設委員会からも、一定の刑罰が通知されることになっている。この種の屠殺を防ぐために我々警察は頻繁に肉屋に呼び掛けている。イラク国籍のこの肉屋は滞在許可書を持っているが、ここで屠殺しても良いと思っていた。委員会が出す決定によっては、ここは無期限休業の刑を受ける可能性もある。」

ラクダ屠殺の瞬間その場にいた周辺の店の人々は、彼が屠ろうとする前に肉屋を忠告したが、彼がそれに耳を貸さずにラクダを屠ってしまったと述べている。

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:48372 )