トルコ初、トランスジェンダー運転手
2020年01月05日付 Hurriyet紙


LGBTI活動家であり自身もトランスジェンダーであるニレル・アルバイラク氏がアヴジュラル区役所の運転手として採用された。月曜日に初出勤してハンドルを握ることになっているアルバイラク氏は、「これからはトランスジェンダーの人々は性産業従事者だと非難されることはないということを示した」と話した。 またアヴジュラル地区のトゥラン・ハンチェルリ区長は「私たちが常に平等の原則に則ることがこれまで以上に必要になる」と述べた。

ニレル・アルバイラク氏が新しい仕事をSNSアカウントで発表した。多くの祝福メッセージが寄せられたという同氏は、トランスジェンダーとしてのアイデンティティを決して隠さないと明言し次のように述べた。

「私はかつてセックスワーカーでした。私たちトランスジェンダーの人間は職を見つけることにとてつもない困難を経験しています。 2015年以来、私は共和人民党(CHP)で積極的に活動しています。私は周囲や党内の友人に二度と性産業では働きたくないと話してきました。トルコ初の障害をもつ区長であるハンチェルリ・トゥラン区長も私の訴えに耳を貸しました。もちろん私はこれまでにLGBTIコミュニティのなかで何度も第一号になってきました。初めて政党で代表を務めましたし、初の郡の専任の行政職にも就きました。再び第一号を達成し幸せです。初めてトランスジェンダーというアイデンティティを公言する人間が公的機関でドライバーとして働くことになります。35年間運転しており大好きな仕事です。トランス女性として、私たちのことを性的労働者だとみなすような社会の決めつけにはあたらないことを示したと思います。」

トゥラン・ハンチェルリ市長は次のように述べている。
「私たちは基本的に個人の志向より能力に関心を持っている。運転手が必要だった。彼女が応募し我々が検討して採用した。自治体として我々は女性の雇用を非常に重視している。2018年のデータによれば女性の雇用は29%と非常に低い。需要はあるのに女性だというだけで採用されない女性らがいる。アヴジュラル地区として我々は常に平等と公正を支持している。憲法の平等原則がこれまで以上に必要になる。我々は、困難のなかにいる人、差別されている人を引き続き支援する。私たちは個人の生存権を守る。現実の問題に現実的な解決策を提案していく。」

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:48381)