米、イラン外相にヴィザ出さず
2020年01月07日付 Hurriyet紙


イランのジャヴァード・ザリーフ外務大臣は国連の会合へ行く準備をしていたが、「ニューヨークでの会合はカセム・ソレイマニ氏の殺害後、出席できなかった。ヴィザ(査証)の申請は数週間前におこなった。米国は、「時間がなかったため発給しなかったとはいえない。発給のための十分な時間があったが、自らの残虐行為を米国民に伝える誰かが来ることを妨害するために拒否したのだ。彼らは過ちを犯している。なぜなら、世界は、ニューヨークだけではないからだ」と語った。

米国政府は、ニューヨークで行われる国連の会合に参加しようとしていたイランのムハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣へヴィザを発給しなかった。

ザリーフ外務大臣は、ハミド・カルザイ前アフガニスタン大統領、ユスフ・ビン・アレヴィオマーン外務大臣と外国の代表が参加した、首都テヘランで開催された「テヘラン対話:第23回国際湾岸会議」の後、記者会見に出席した。

ザリーフ外務大臣は、イランのカシム・ソレイマニ司令官がイラクで米国に殺害された後、国連安全保障理事会の会合で演説を行うため米国へのヴィザを申請したが、申請が認められなかったことを明らかにした。

同外相は、ニューヨークでの国連会合に参加することが米国の行動を説明する機会であったと述べ、会合(開催)はかなり前から決まっていたことを指摘した

そして、「ニューヨークでの会合は、スレイマニ司令官が殺害された後、出席できなかった。我々のヴィザ申請は数週間前からおこなっていた。米国は、『時間がなかったため発給しなかった』とはいえない。発給するための十分な時間があったが、自らの残虐行為を米国民に伝える誰かが来ることを妨害するために拒否したのだ。彼らは過ちを犯している。なぜなら、世界は、ニューヨークだけではないからだ」と語った。

同外相は、マイク・ポンペオ米国務長官が誤った分析と報告で自国を罠に落としていると指摘し、「米国は何を恐れているのか。私にヴィザを発給しなかったことは米国政府とトランプ政権の破産を意味する。ポンペオ国務長官は、彼の個人的憎悪のため、米国の西アジアでの終わりが始まる道を開いた」と述べた。

また、同外相は、米国のイラクに駐留する米軍の撤退について言及し、トランプ政権がイラクの領土の一体化、主権及びこの国に駐留することを保障した合意に違反したことで、イラク人もこの合意に基づき米国が(イラクから)撤退することを望んでいると述べた。

ザリーフ外務大臣は以下のように続けた

「米国はこの地域の人々の感情を傷つけた。米国は、一人の司令官を殉教させることでイランに対する一歩を踏み出した。このことを見逃すことはできない。米国がおこなったこの殺害には様々な様相がある。米国の同地域からの撤退はこのことが始まりとなる。米国は必ず同地域から撤退する。我々の司令官の殺害したことにより、我々が適切であると考える場所と時間において、我々が適切だと考える方法で米国へ返答する。いつ、どこでどのような返答するか、米国が決めるのではない。米国の興奮で決定することはない」。

ザリーフ外務大臣は、ソレイマニ司令官はバグダッドへサウジアラビアから送られたメッセージを受け取るために向かったのではとの質問について、以下のように語った。

「米国の地域の同盟国は決断を下さなければならない。これらの国々はこのことを理解しなければならない。米国の2,3人の利益のために彼らの安全を危険にさらしている。彼らは今なお自らの安全を米国に請け負ってもらおうと思っているのか、あるいは、隣人と協力することで、安全を確保したいのか?我々は隣人と協力する形で安全を確保したい。彼らもまたこの問題に決断を下さなければならない。」

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(翻訳者:岸田圭司)
(記事ID:48387)