国営メディア会長「ソレイマーニー司令官の殉教はアメリカの崩壊を加速」
2020年01月03日付 Jam-e Jam 紙
国営メディア会長は「ホワイトハウスによる悪質で罪の重いテロ行為は、ハージ・ガーセム・ソレイマーニー中将司令官を殉教に追いやったことで、反アメリカ闘争がこの地域で頂点に達する歴史的な転換点になるだろう。」と強調した。
国営メディア広報部によると、アリー・アスキャリー博士[国営メディア会長]は、イスラーム革命防衛隊の誇り高きハージ・ガーセム・ソレイマーニー司令官の殉教に関して寄せたコメントの中で「アメリカはさらに多くの敗北を経験し、この重罪はアメリカの力の衰退と崩壊を加速させるだろう。」と指摘した。
アリー・アスキャリー博士によるハージ・ガーセム・ソレイマーニー中将司令官の殉教についてのコメントは以下の通りだ。
殉教者らと誠実な者たちの主の御名において
偉大なるハージ・ガーセム・ソレイマーニーイスラーム革命防衛隊司令官の殉教を、神が残せしお方[訳注:12代目イマームのマフディー]、尊敬すべきイスラーム革命の指導者大アーヤトッラー・イマーム・ハーメネイー師、イスラーム世界の抑圧された人々と気高い人々、偉大なるイラン国民、革命防衛隊、ゴッズ部隊で司令官と共に戦った方たち、そして司令官の家族の皆さまに神の祝福とお悔やみを申し上げます。
殉教者ガーセム・ソレイマーニー氏は、抵抗戦線たる聖なる防衛[訳注:イラン・イラク戦争]時代の誇り高く偉大な勇者にして戦士であり、国際的に活躍した戦士でした。彼の主な任務は、アメリカと共謀したダーイシュ[訳注:IS]、この大悪魔[訳注:アメリカ]、シオニズム[訳注:イスラエル]、及びイラクとシリアでのその域内協力者たちを崩壊させ、滅亡させることにあり、その任務の場は大悪魔の憎悪と敵意の場となっていました。たとえ殉教が親愛なる殉教者ソレイマーニー氏の古くからの願いだったとしても、アメリカと重罪人である大統領はこの国家テロという重罪の主犯であり、イラン及びイラクの国民に対し、この非人道的な犯罪の責任を負わなければなりません。
ガーセム・ソレイマーニー司令官はイラン国民や抵抗戦線で抑圧された人々に心から愛されていました。彼の殉教はイラク人民動員隊の殉教者アブー・マフディー・アルムハンディス司令官とともに、抵抗戦線の力の増大に影響を与え、イラク国民もイラン国民とともに罪の重いアメリカに対し復讐するでしょう。
この悪質で罪の重い事件は、この地域で反アメリカ闘争が頂点に達する歴史的な転換点となりましょう。アメリカはさらに多くの敗北を経験し、この重罪はアメリカの力の衰退と崩壊を加速させるでしょう。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:KY )
( 記事ID:48413 )