お茶を飲むことと長寿の関係/少なくとも週に3回
2020年01月11日付 Hamshahri 紙


今や誰もが知っていることですが、様々な種類のお茶の飲用には、体にとって数十ものメリットがあります。そうしたメリットの1つは、寿命を延ばし、より健康的な体を手に入れることができる、ということです。もちろん、充分な量を飲めば、という条件付きですが。

マインドボディグリーンmindbodygreenによると、『欧州予防心臓病学ジャーナルEuropean Journal of Preventive Cardiology』に掲載された研究で、研究者らは、少なくとも週に3回のお茶の飲用は、寿命の延長と体全体の健康に直接的な関係があることを発見しました。1日に3度お茶を飲む習慣がある人たちもいますが、そのような人たちにとっても、3という不思議な数の秘密や、どの種類のお茶がより健康に良いのかを知ることは、興味深いものであるはずです。

これらの問いに答えるために、中国医学アカデミーの学者たちは、101,000人近くの医療記録を調べました。お茶を常飲している人で、週に3回又はそれ以上お茶を飲むことを常としているグループと、お茶を飲む習慣が週3回未満のグループとに分けました。 2つのグループは、お茶を飲むことが体と健康に与える影響を測定するために、およそ7年間調査されました。

研究が終了したとき、お茶を常飲するグループが他方より一歩進んでいることがわかりました。たとえば、お茶を常飲する50歳の人は、通常のお茶を飲む人よりも脳卒中に襲われる時期が遅くなる可能性が高く、約1.26年長く生きます。心臓病や脳卒中のリスクはお茶を常飲する人たちの方が39%低く、これら2つの理由で亡くなった人の割合は59%低くなりました。また、原因が何であれ亡くなった人の割合は、このグループの方が29%低くなりました。

どのお茶がより効果的か?
さて、それではどのお茶がより良く、効果的なのか考えてみましょう。このことについては、緑茶の効能に関して語られているかなり多くの説は正しいと言えます。緑茶はポリフェノールが豊富で、東アジア地域で非常に人気があります。この研究の結果によると、日常的によくお茶を飲む人の49%は緑茶を飲用しています。この研究で、緑茶を飲むと心臓病や脳卒中、及びそうした病気による死のリスクが低減されることが明らかになりました。

これは、紅茶の方を好んで飲用するするイラン人にとってはあまり喜ばしい情報ではないかもしれません。緑茶に含まれる効能の多くは、紅茶ではそれほどではありません。もちろん、お茶を飲むことのメリットを増やす良い方法は、緑茶と紅茶を共に交互に飲むことです。

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( 翻訳者:TK )
( 記事ID:48476 )