イドリブへの物資運搬続く
2020年02月14日付 Hurriyet 紙


シリアのイドリブ県への兵員物資輸送がトルコ軍(TSK)によってなされた。榴弾砲や戦車を含む100以上の車両が隊列をなして、朝、国境を越えイドリブ県へ到着した。

シリア政権は、支援勢力と共にイドリブの奪取を目指し、空陸から戦火に包んでおり、二百万近い人々が攻撃によって移住を余儀なくされている。トルコ軍は保証国として駐留し、管理地域に陣地を置き続けている。最近、トルコ兵らを標的とした攻撃以降、トルコ軍はシリア政府側に応酬し、朝方にイドリブへ兵員や車両を送り込んだ。ハタイ県のレイハンルにあるジルヴェギョズ国境ゲートを通過する戦車、榴弾砲、装甲車、軍需品を積んだトラック、装甲工作機械類を積んだ100台以上の車両が隊列をなしてイドリブへ到着した。さらにその後アリーハ方面へと進んだ。隊列の中の兵士や車両が、イドリブにある監視ポイントと新設される検査ポイントに配置される予定であるとされた。

一方でトルコ軍の車両が通過する際には、トルコ兵に向かって手を振って親愛を示すシリアの民間人もいた。

■兵員物資運搬が続く

シリアの監視地点に配置するため、トルコ国内の様々な県の部隊から集められた車両や戦車の運送が続いている。装甲兵員輸送車両や戦闘車を積んだ大型トレーラー20台から成る車列は、入念な安全対策の下、ガズィアンテプ県イスラヒイェへ到着した。これらの車両はジルヴェギョズ国境ゲートを通過して、シリアにある監視地点に配置される予定であるという。

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:48545 )