イドリブでの空爆のあと、難民らへトルコからヨーロッパへの扉が開かれ、何千人もの難民が国境へとまっすぐに向かった。ロイターはギリシャのレスボス島に到着した初めての難民ボートの写真を世界へ配信した。
数分間の間に、国境へ向かって歩く難民の数は何百人にものぼり、この動きは朝まで続いた。
背中にベルをつけた難民らは、カラアーチ地区からギリシャへ開いたパザルクレ国境ゲートへと到着した。
シリア、イラン、イラク、モロッコ、パキスタンなど様々な国の難民らは、イドリブでの空爆のあと、自身で連絡を取り合いながら、ギリシャへと渡るためエディルネへとやってきたと話した。
行動が起こったもうひとつのポイントはチャナッカレのアイバジュクだった。難民らはアイバジュク郡の海岸からギリシャのレスボス島に向かうためボートへと乗り込んだ。
イズミルのディキリ区の海岸にある建物へ集まった160人の難民は自分たちで集めた資金で購入したボートを海岸へと持ち込んだ。
ギリシャとブルガリアとの国境でもあるエディルネでは夜明けとともに状況がより鮮明になってきた。
対岸からの初めての写真は、ロイター通信によって世界へ配信された。
ギリシャのレスボス島へまっすぐ向かったボートが上陸した。
ボートで上陸した難民らの中には子供や女性が目立った。
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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:48604 )