ガソリン消費量が1100万リットル増加--警察の狙いは、衝突事故による死亡数の減少
2019年11月25日付 Hamshahri 紙


 イラン・イスラム共和国サイード・キャマール・ハーディヤーンファル交通警察長官は、最近、燃料消費が約1000万リットル増加したことについて、ガソリン価格上昇による消費量の減少はなかったと述べた。

 メフル通信によると、ハーディヤーンファル司令官は、本日、月曜朝に、交通警察専門家会議において、次のように述べた。「ガソリン価格上昇は、消費の減少につながらなかった。過去2日間に、日量1億500万リットルのガソリンが消費されたが、通常の消費量は日量9400万リットルである。」

 彼は、昨年の自動車事故死亡者数の増加を国の大きな問題のひとつと捉え、「事故と死亡者数を12%減らすよう努力している。8ヶ月で、死亡者数の4%、人身事故の3%、物損事故の11%減少を達成した。しかし、我々の目標値には届いていない」と述べた。

 また、燃料消費計画実施と交通事故と自動車交通の減少におけるその実施結果に関する質問に対して、「本計画実施後、現状、燃料消費は減少せず、過去2日間に、ガソリンは日量1億500万リットルの消費を記録した。通常、この値は日量約9600万リットルである」と答えた。

 これに加えて同司令官は、「イラン暦1396年(西暦2017年)にガソリン値上された後、交通事故死亡者数が約3%減少した。つまり、その年は最大551人分の死亡事故が減少した。しかし、本計画は次第にその効果を失っていった。今日、ガソリン価格の値上げがドライバーの事故死2千人の削減という警察の目標達成につながるとはあまり期待できない」と述べた。

 彼は交通事故を国家の深刻な問題とみなし、次のように述べた。「11年間の交通事故を分析し、プライドとプジョー405の二車両が事故において大きな被害を起こしていることが判明した。事故時のプライドの問題のひとつは、負傷者や遺体の車内からの引き出すことだ。詳細な報告と原因究明後に、プライドと405の後継車種を適正価格で流通されるべきと決定された。」

 イラン学生通信は、これに関連して次のように記している。「セイエド・キャマール・ハーディヤーンファル司令官は、交通警察専門家会議に際し、来年の安全基準から外れる車種のナンバー登録扱いについて、次のように強調した。プライドと405の二車種は最も衝突安全性が低い。それゆえ、関係当局者による討議により、次の結論に達した。この二車種を来年からナンバー登録から外し、この問題の追跡を断固として行い、安全でふさわしい車種をこの二車種の後継車種とする。」

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( 翻訳者:RS )
( 記事ID:48617 )