保健相大臣ファフレッティン・コジャ氏は、コロナウィルスに関連する最新の推移をツイッターを通じて伝えた。コジャ大臣は、『テスト数は昨日5035人でした。今日は7286人となりました。1196名の新たな感染者がでました。これらの結果により、我が国の死者は75人に、感染者数は3629人に達しました』と述べた。
コジャ大臣は、発表で、「テスト数は昨日5039人でした。今日は7286人となりました。1196人の新たな感染者がでました。病人とその周囲の接触者が、隔離されました。16人の患者が亡くなりました。この結果により、我が国の死者は、75人へと、感染者数は3629人に達しました。皆さまが辛抱強く、対策に従うよう求めます」と語った。
■流行はいつ終わるのか？
コジャ大臣は、緊急の科学機構会議の後に重要な発表を行った。コジャ大臣は、60歳以上の二人の患者が回復して退院したとし、「特に初期に最初の感染例となった二人の患者の情報を提供したいと思います。65歳の一人の男性患者は退院しました。もう一人の60歳の男性も退院しました。7日後に退院しました」と述べた。中国から治療のために輸入された薬に関しても発表を行い、「重病である136人の患者たちに対して薬の処方が始まりました。容量は決まっています。平均して1箱が一人の患者たちに対して用いられているという事が分かっています。最低5日間、服用の必要があります。現在の患者数は相当なものであり、[薬が]どのような効果があるのか、これから先に一層詳細に話すことが出来るでしょう。3750箱が更に注文されました」という表現を用いた。
■コジャ保健相の発表の要旨
「ガズィアンテプ、エルズルム、コンヤ、イズミル、カフラマンマラシュ、エスキシェヒル、エディルネ、スィノプ…。貴き国民の皆さん、街であり、住まいであるトルコ…。このウィルスは世界を脅威に陥れています。この病気に対して私たちの手には強力な切り札があります。それは感染しないことです。コロナウィルスに対しては、[強い]意思を有しています。外出の有無に対して、私たちは意思を持っているのです。私たちが行う闘いが成功するかどうかは、個々の人に関わっています。政府がここで行っていることは、その導き手なのです。いかなる医師もウィルスがあなたたちへ感染するのを防ぐことは出来ません。貴方たちが予防できるのです。人間の数が増加したありとあらゆる環境は、リスクが増大した環境なのです。愛しき若者たち、あなたたちはリスクの元へと向かっているのです。恐らく、あなたは病気となる事はないでしょうが、伝播者となります。[他の人への]感染、さらに酷い惨事の仲介者となってはなりません。高齢者については、ウイルスは年齢の別を問いません。注意深くならなければなりません。社会生活を最小限のレベルにまで引き下げなければなりません。電話での会話をさらに長い時間にするのもよいでしょう。子供たちに関して言えば、もはや家の中で遊んで、外に出てはなりません。誰かお客さんがやってきても抱擁は止めましょう。愛情や敬意は距離を置いて示せばよいのです。
■病人二人は回復して退院した
とりわけ早い段階で最初の感染者となった二人の病人たちについて情報を共有したいと思います。65歳の一人の男性患者が退院となりました。もう一人の60歳の男性患者も退院となりました。7日後に退院となったのです。
■外出禁止令は出るのか？
私は、全ての人々に対して、自分自身に戒厳令法（OHAL）を課すようにと伝えました。科学機構で話したこと、特に制限のかかった生活がこれからどのようなものとなりえるのかという問題について、作業が行われることとなります。
■流行はいつ終了するのか？
私たちがルールに従い、接触を避ければ避ける程、この期間はそれだけ短いものとなるのです。しかしながら、ルールに従わなければそれだけ、期間は伸び続けるのです。
■コロナウィルスのテストはどのような人々に対して行われる必要があるのか？
[トルコ国民全体の]8300万人のテストが行われる必要はありません。世界では、このような適用は存在しません。あなたにテストが行われれば、その結果は陰性かもしれません。そうすれば、一層自由に活動するかもしれません、[ただ]3日後に陽性となった場合には、周囲の人々に感染させてしまうかもしれません。全ての人が自分自身をウィルスを持っている人間だと考え、それによって対策をとって、慎重に行動をしなければなりません。検査で陰性となって、4日後には陽性となるかもしれません。この病気には4～14日間の間の潜伏期間があるからです。ただ、検査は医師が適当であると判断をすれば実施できます。誰か一人に対して陽性反応が出た場合には、どのような人々と接触したのかに基づいて、彼らに対しても検査を行いたいと思います」と語った。
この記事の原文はこちら
（ 翻訳者:堀谷加佳留 ）
（ 記事ID:48714 )