コロナウイルスへの警戒が続く中、イスタンブルの監視地点の一つとしてイスタンブル広域市の交通管理センターが挙がった。「家で過ごそう」という呼びかけや外出禁止令が発令された後、1743台のカメラで監視されたイスタンブルでは、普段もっとも過密する広場の閑散とした様が見られた。
コロナウイルス警戒の枠組みにおいて、「家で過ごそう」や「社会的距離を保とう」といった呼びかけや、20歳以下と65歳以上の市民に対する外出禁止令が出た後、イスタンブルは静寂に包まれた。イスタンブルの静寂は、イスタンブル広域市交通管理センターのカメラ1743台で撮影されている。イスタンブルにある広場や海岸沿いの道路、D-100道路、TEM自動車道、7月15日殉教者の橋、ファーティフ・スルタン・メフメト大橋をはじめとする一地域は、カメラによって監視されている。他方では、イスタンブルの乗合バス、ミニバス、タクシーのカメラが接続されているセンターでは、イスタンブルの人々が「家で過ごそう」の呼びかけに従っているのが見受けられた。
乗合バスやミニバスの車内にあるカメラで撮影された映像には、運転手たちがマスクを着用していることや乗客の数が減少しているのに加え、彼ら乗客が全員マスクを着用している姿が映っている。30人が働いているセンターで、コロナウイルス対策により自宅で働く職員たちがいると述べたある上層職員は、「またEDS車(電子制御車)10台がイスタンブルの通りで呼びかけをするために道を走っている」と述べた。交通管理センターでは警備員が1名勤務し、カメラに何か異常があった場合は、職員が即座に関係部署へ通報している。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:岸本成美 )
( 記事ID:48818 )