コロナウイルス対策の一環で30の広域市とゾングルダク県に内務省から2日間の外出禁止が宣言された。しかしこうしたなかでも動物愛好家らは野良犬・野良猫のことを忘れなかった。イスタンブルの複数の特定ポイントに2トンのペットフードが配られたのだ。
コロナウイルス対策の一環でイスタンブル、イズミル、アンカラを含む30広域市とゾングルダク県に4月10日0時から4月12日0時までの間に外出禁止令が宣言された。しかし禁止令でも野良犬・野良猫たちは忘れられていなかった。イスタンブルではある動物愛好家グループによって、複数の特定ポイントに2トンのペットフードが置かれたのだ。またシシュリ広場にペットフードを置く愛好家らには、コロナ対策の一環で任務にあたっている警官も同行した。
野良犬・野良猫にペットフードを与えたキュルカン・ガゾール氏は、「我々は普段、森林区域で3000から3500頭の犬に餌をやっています。森で世話をしている分の餌のうちおよそ2.5トンを市街地に配布することを決めました。マチカ公園と、市街の特定のポイントで給餌を行う予定です。多大なる支援をしてくれた警察の仲間たちに深く感謝します。また内務省もこの件には素早く動いてくれました。我々の手元にあるパンくずやペットフードといった餌は複数の著名人から寄付されたもので、我々のSNSアカウントも大勢のフォロワーがいます。ペットフードはまとめて購入しており在庫もあります。ペットフードの在庫はおよそ6~7トンあります」と話した。マチカ公園でペットフードを配っていると面白い光景が見られた。それは餌を見た猫たちがあっという間に動物愛好家を囲んだのだ。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:48859 )