内務省により、四日間の外出禁止令とラマダン月前に31の県をはじめとして国全体で52200人を動員して「トルコ安全平和取り締まり活動」が行われた。
内務省が行った説明によると、国中で実施された「トルコ安全平和取り締まり活動」は4月22日の午後3時から12時までの間、スーパー、市場、ショッピングセンターに加え、人が集まる大通りや道沿いなどで同時に行われた。
活動には30930人の警察官、20608人の軍警察官そして682人の海岸警備員からなる合計52220人と219匹の警察犬が参加した。
地域の市場や商店、パン屋、ガソリンスタンドで一人につき10平方メートルのスペースを設けた客の受け入れ、外で列をなして待つ人がソーシャルディスタンスを守っているかどうか、そして外出禁止の対象である20歳以下、65歳以上そして持病のある市民を対象に取り締まりが行われた。
またこの取り締まりでは公共交通機関やタクシーの乗車人数制限、ナンバープレートの制限、車内でのマスクの使用やその他のルールに関する措置に従っているのかどうかもみられた。
定められた3321カ所における取り締まり活動で無期限停止となった店がしまっているかどうか、決められた営業時間で営業しているのか、閉店時間が守られているのかがコントロールされた。
ソーシャルディスタンスの規定を守らなかった3205人、及び外出禁止令が対象の20歳以下の市民2424人、65歳以上の市民805人からなる6434人に対して行政上と司法上の手続きが行われた。この活動により9932の公園や庭園、2950の観光や散歩スポット、そして99965の仕事場で取り締まりが行われた。
取り締まりで無期限閉鎖を守らない24カ所、定められた営業時間外に活動する186カ所そしてソーシャルディスタンスの規定を実施しない116カ所からなる合計326の店の店所有者または経営者に対して、行政上と司法上の手続きが行われた。
■399人の指名手配犯逮捕
「トルコの平和と安全取り締まり活動」で291871人が尋問され、399人の「指名手配犯」が特定され、うち25人が拘束された。
この活動で取り締まりが行われた224554の自動車のうち、公共交通で使われている406台、商業用として走っている140台のタクシー、その他のカテゴリーに属す2982台からなる3528台の車の持ち主もしくは運転手に罰金が科された。
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( 翻訳者:山下鈴奈 )
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