夏の暑い日々が少しずつ近づいている。気温が上がるほど、暑さから逃れようと、空調設備の使用率が高まり、それによって電力消費量が増える。ところで、電力消費量を減らす方法があることは、ご存じであろうか。
【ジャーメ・ジャム電子版】イスラーム共和国通信(IRNA)によると、国の電力消費量は、44000メガワットに達しつつあり、このエネルギー消費量を確保するためには、電力生産を行う発電所が従来の2倍の稼働率で動かなければならない。しかし、非常に簡単な方法で、この消費量をコントロールし、その結果、電気代を節約することができるという。
電力消費を抑えることができる簡単な方法の一つは、電力消費が少ない電灯を使うことのほか、電灯の明かりを必要としない場所の無駄な電気のスイッチを切ることである。
建物において、太陽の自然光を利用することは、もう一つのお手軽な方法である。これによって、電力消費の削減だけでなく、結果として、家庭の電気代を節約することができる。
水冷式空調機の低速運転での使用や24度以上にガス空調機を調整すること、ガス空調機の定期点検サービスなど、電力消費の少ない設備を利用することで、注目すべきほどに室温を下げ、電力消費を減らし、その結果、99年[西暦2020/21年]夏場の電気代節約にもつながる。
電化製品を同時に使用しないこと、そして、食器洗い機や掃除機、アイロン、洗濯機など、電気を多く消費する生活必需品をピークの時間帯からずらして使用することが、電力負荷が最大になる時間帯に家庭での消費量を10%減らす簡単な方法の一つである。
使っていない電化製品はコンセントを外しておこう
電源が入っていなくても、コンセントが差さっていると、電化製品は電気を消費することをご存じであろうか。使用していないときは、パソコンのコンセントを抜いておこう。オーディオ機器やスピーカーもコンセントを抜くことを忘れずに。
携帯電話の充電器や台所の電化製品、ヘアドライヤーなど、電気で動くものはすべて、必要でなければ、コンセントを抜いておこう。この簡単な小さな一歩を踏み出すことで、電力消費を減らしながら、目前に迫った暑い日々に全国民が電気を使用できるようになるのだ。
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( 翻訳者:SH )
( 記事ID:49185 )