コジャ保健相、危険はまだ去らない
2020年05月29日付 Cumhuriyet 紙


ファフレッティン・コジャ保健相は、サンジャクテペ・ドクターフェリハ・オズ救急病院の開業式で行った会見で、新型コロナウイルスとの闘いの危険性は未だ去っておらず、もうしばらくの間予防策が継続される必要があると述べた。

ファフレッティン・コジャ保健相は、竣工したサンジャクテペ・ドクターフェリハ・オズ救急病院の開業式へ参加した。
コジャ保健相は、ここで行った話の中で、新型コロナウイルスとの闘いの過程に関する重要な発表を行った。
コジャ保健相は、湖北省に位置する武漢市で発生し、全世界へ感染が拡大し、トルコでも広まった新型コロナウイルスのパンデミックがトルコの健康への投資が間違っていなかったことを示したと注目した。

■病院は常設のものとして建設される

パンデミック対策のためにつくられた病院は、ただ災害や感染症の状況下のためだけに開かれ、その後使われなくなるようには設計されていないと話したコジャ保健相は、このような病院常設のものとして建設されると明らかにした。

コジャ保健相は、世界全体に影響を及ぼした新型コロナウイルスとの闘いにおいて、トルコが全世界に例となる成功を収めたと話した。

■予防対策は一定期間継続される

危険がまだ去ってはいないと強調したコジャ保健相は、この問題で、しばらくの間予防対策に注意する必要があると話した。
コジャ保健相は、毎日少しずつ強化されている保健体制により、21世紀の世界においてトルコの名は保健大国として記録に残されるだろう、と話した。

■サンジャクテペ・ドクターフェリハ・オズ救急病院はどのような特徴をもつのか

サンジャクテペ・ドクターフェリハ・オズ救急病院は、計12万500平方メートルの敷地と7万5000平方メートルの建築面積を有している。耐震設計されたこの病院は、起こりうる地震で、ダメージを受けにくく、地震後、負傷者の治療において重要な役割を果たすであろう。
この病院には、432の集中治療室をはじめとして、計1008床の収容能力があることで知られている。必要な状況下においては全ての病室が、集中治療室として使用可能だ。病院は16室の手術室も完備し、医療サービスにあたる。
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の指示により、新型コロナウイルスのため亡くなったフェリハ・オズ医師の名前が病院名へつけられた。

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:49195 )