イドリブ駐屯の兵士ら140人、コロナ感染
2020年06月12日付 Cumhuriyet 紙
ハタイ県のラフミ・ドアン県知事は、県内で320人のコロナウイルス患者が発生したと発表した。ドアン県知事は、シリアのアフリン、イドリブに駐屯している140人の兵士と警察もコロナウイルスに感染したと明らかにした。
ラフミ・ドアン県知事はアルスズ・マデンリマリーナ、水中スポーツセンター、ハタイ水上バス(HADO)施設の着工セレモニーで話をした。ドアン県知事は、トルコは感染拡大の対策過程を非常に成功した形で進めたと話しながら、以下のように述べた。
「近隣諸国をみたとき、トルコがここで行った健康への投資や結果として収めた成功を評価することが必要だ。私たちは、ハタイ県としても深刻な時期を過ごした。この過程を成功した形で行った。」
■シリアの兵士及び警察にも感染症状
ドアン県知事は、今日までのハタイでのコロナウイルス感染症検査陽性者数が320人であることを発表し、次のように話した。
「ハタイの人口に注目した時の予測を話している。最も成功した県の筆頭に挙げられるだろう。さらに、アフリンとイドリブでは市民は誰も検査で陽性とならなかった。ただ、トルコから現地へ任務に行っている警察や兵士らのおかげでこれらの人々は安全な土地、場所に住んでいる。ここから発生した陽性の感染者がいる。アフリンで120人の警察、イドリブの空軍で20人の兵士が陽性となった。」
■サウジアラビアからも27人の感染者
サウジアラビアから来たハタイ出身者の感染者数が増加していることにも言及したドアン県知事は以下のように続けた。
「議員らはサウジアラビアにいるハタイ県出身の人々をここへ連れてこれるよう努力している。先週、入国した510人のうち27人の感染が確認された。我がトルコ共和国は近年、重要な保健サービスへの投資を行った。このサービスへの投資とともに、医療スタッフの努力ならびに取られた処置をもって非常に少ないダメージで過ごすことができた。私はこのウイルスの感染の結果、亡くなった方々へお悔み申し上げる。すぐに私たちの地域から、国から、感染がなくなることを願っている。」
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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:49307 )