ウクライナ機撃墜の賠償金支払い交渉にカナダとイランが合意
2020年07月03日付 Jam-e Jam 紙
カナダ政府は、一月に墜落したウクライナ旅客機の外国人犠牲者遺族への損害賠償に関するイランとの交渉を開始することで合意に達したと発表した。
タスニーム通信によると、カナダ政府は一月に墜落したウクライナ航空機の外国人犠牲者遺族への損害賠償に関してイランとの交渉を開始することで合意に達したと木曜日(7月2日)に発表した。スウェーデンもイランが賠償金を支払うことに信頼を表明した。
カナダ政府の声明によると、この事件で自国民が死亡した国々からなる国際交渉団は合意書への署名によりイラン政府との交渉への道を開いた。
当該国はカナダ、イギリス、ウクライナ、スウェーデン、アフガニスタンからなり、各々の国民はウクライナ国際航空752便に乗っており、イランの防空活動により同機が誤射されたため、命を落とした。
カナダのフランソワ・フィリップ・シャンパーニュ外務大臣は、AFP[フランス通信社]に対し「当該五か国は、この交渉を開始するのに必要な法体系を用意した」と語った。
同外相は、「これは犠牲者遺族が賠償金を受け取るための交渉を開始する、最初の一歩となる」と述べた。
これ以前にスウェーデンのアン・リンデ外相は、イラン政府が外国人犠牲者遺族に賠償金を支払うことに合意したと述べていた。
同外相は、イランが賠償金の支払いを進めるのは間違いないとし、「支払い金額がいくらになるかはまだ明確でない」とした。
リンデ外相は、「我々は相互協力協定書に署名し、まもなく犠牲者遺族への損害賠償についてイラン側と交渉する」と述べた。
シャンパーニュ加外相は、「交渉に関して国際交渉団からの議長国としてウクライナが、テヘランでの交渉開始日程の提案を担当する」とした。
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( 翻訳者:MH )
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