8/24-9/18、教員対象オンライン教育プログラム実施
2020年08月22日付 Hurriyet 紙
国民教育省は、教員ならびに学校管理者の新学年度が、8月24日(月)の教育プログラムによって開始すると通知した。プログラムはEBS(教育情報ネットワーク)を通じてセルチュク国民教育相が行う開会スピーチで始まり、最初の授業は、COVID-19の流行に対する感染予防対策や学校で従うべきルールが予定されている。
国民教育相省の発表によると、2020年-2021年学年度の最初の授業のベルまでカウントダウンが進むなか、学校管理者と全教員は最終準備のため学校に出てくる。学校の会議室では、COVID-19対策で必要とされる完全なソーシャルディスタンスの確保や衛生対策が講じられた。8月24日(月)から開始される教育プログラムでは、COVID-19対策から遠隔教育によるフォローアップ授業、心理社会的支援策から活動計画立案にまで至る多くのトピックが実に詳細に研修される予定だ。コロナウイルス科学委員会のラフメト・ギュネル博士も、感染予防対策に関して注意すべき詳細を、教員向けにビデオ講演する。
■「セルチュク大臣が開会スピーチを行う」
セルチュク国民教育大臣がEBAを通じて行う開会スピーチによって始まる教育プログラムでは、TSE(トルコ規格院)と共同で作成された「教育機関における衛生条件の改善と感染防止管理ガイド」の運用が、学校管理者、教員、生徒や保護者への周知とともに新学期対応の優先事項となる。9月21日から開始予定の対面授業期間を前にして、学校の建物、教室、トイレ、庭およびすべての共同利用エリアで適用されるソーシャルディスタンス、マスク着用および清掃のルールが、生徒、教員、保護者向けの運用が計画段階から細部に至るまで、実践的なアプローチで取り上げられる。
■9月18日まで継続予定
この教育研究プログラムの主な題目は、新学期の授業に合わせた隔離授業の計画、遠隔授業期間に生徒の不具合対応をする「補足教育プログラム」の実施行程と、心理社会サポート研究である。学校管理者および教員は、適用される「感染症心理教育プログラム」について、指導教員/心理カウンセラーから学ぶことになっている。教育研究プログラムでは、世界的に優秀な研究成果を挙げた教育研究者のセルチュク・シリン博士もEBAを通じて教員たちに呼びかける。学校管理者および教員らは、9月18日(水)まで学校で教育研究を継続する。
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( 翻訳者:木内唯理 )
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