トルコでの渡航制限を更新したアメリカ合衆国は、国民の訪問非推奨県の数を13県から2県まで減らした。
アメリカ合衆国国務省は、今日自国民に対して作成した「国際旅行警告」リストでトルコの状況を更新した。
新型コロナウイルスの感染拡大のため、市民に対して注意喚起を行っている同省は、トルコの一部地域において新型コロナウイルス感染の危険性が上昇し、不要不急の渡航の際には、省より発表されたガイドラインに従うよう求めた。
合衆国国務省は、アメリカ合衆国疾病管理予防センター(CDC)と協議を行った後、3月に発令した市民に対する国外旅行の非推奨を説く中、多くの国を「国際旅行警告」リストで警戒レベル3まで引き下げた。
■テロ事件によりリストに追加された12の県が除外
一方で発表では、テロの可能性があるとしてシュルナク及びハッキャーリ県、そしてシリア国境から10kmの距離の地域に関し、レベル4の「渡航禁止」警告を行なった。
その他、8月6日の発表で言及されたバトマン、ビンギョル、ビトリス、ディヤルバクル、ガズィアンテプ、ハタイ、キリス、マルディン、シャンルウルファ、スィールト、トゥンジェリ、ヴァン県に対する警告は、最新の更新によって除外されたことが注意を引いた。
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( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:49802 )