エルドアン大統領、北イラク・バルザーニー大統領と面談
2020年09月05日付 Cumhuriyet 紙

エルドアン大統領は、北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー大統領との面会を受け入れた。外務省の発表によると「クルディスタン労働者党(PKK)との武力衝突および関係」が議論されたという。

北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー大統領は、公式訪問の上でアンカラに訪れた。トルコとリビア、シリアおよび東地中海をめぐり緊張状態にあるフランスのマクロン大統領のイラク訪問後にバルザーニー大統領がトルコを訪問したことは注目を集めた。

マクロン大統領はバグダッドでバルザーニー大統領とも面談している。イラク訪問中、マクロン大統領はトルコを批判する声明のなかで「トルコはイラクへの内政干渉を強めている」と述べた。

■PKKに対する共同戦線を議論

バルザーニー大統領と同伴の代表団は、メヴリュット・チャヴシュオール外務大臣と朝食を共にした。ルドーの報道によると、バルザーニー大統領の訪問において北イラク・クルド自治政府議長のフェヴジ・ハリリ氏、事務局長のケリム・シェンガリ氏、外交局担当のセフィン・ディザイ氏および外交政策上級顧問のフェラハ・ムスタファ氏も同行した。

チャヴシュオール外務大臣はツイッターアカウントで以下のような表現を用いて発表した。「北イラク・クルド自治政府のネチルヴァン・バルザーニー大統領と同伴の代表団を迎えました。クルディスタン労働者党(PKK)に対する共同戦線を張る上での両者間の関係について話し合いました。」
朝食後、エルドアン大統領はバルザーニー大統領の面会を受け入れた。非公開の面会は1時間15分続いた。

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( 翻訳者:木内唯理 )
( 記事ID:49835 )