ドイツ・メルケル首相は「EUとトルコの関係を良好に保つために必要なあらゆることをしたい」と述べた。
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、EU(ヨーロッパ連合)とトルコの間で12月にビザの自由化について話し合われる予定だと明らかにした。
メルケル首相はEU首脳サミットの2日目の終わりに開催された記者会見に出席した。
メルケル首相は、トルコに関して建設的な対話を行う重要性を強調し「トルコとの間の良好な関係を望んでいる。最近レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と頻繁に会っている。EUとトルコの関係が良好であることは両者にとっての利益となる。12月のビザ自由化に関して話し合う予定だ」と述べた。
メルケル首相は、トルコがEUの隣国かつNATO加盟国であることに触れ、ビザ自由化が12月までに確かな形で進められる必要があると強調した。
■「最優先で必要なのは停戦」
メルケル首相は、トルコとEU間の移民協定の強化・関税同盟協定の強化・経済面での連携に関してトルコと話し合いたいと述べた。
ドイツのメルケル首相は、ベラルーシに対する制裁に関して、資産凍結の解除が重要な合図になると述べた。
メルケル首相は、サミットでナゴルノ・カラバフ問題も議題になったとしたうえで、平和的な解決のために最優先で必要なのは停戦だと述べた。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:49964 )