イズミル市バイラクにあるエムラー・アパートにおける救出作業を行っていたチームは、音を探す作業中に一人の声を聞いた。チームは声のする場所での作業を続け、瓦礫の下にいたイディル。シリンさんを、地震から58時間後に救出した。
イズミル市セフェルヒサル沖合を震源地とする地震で最も被害の大きかったバイラクルでの救出作業中に喜ばしいニュースが届いた。瓦礫の下にうずもれていた14歳のイディル・シリンさんを発見したチームは、慎重な作業の末、この少女を挟まっていた場所から救い、瓦礫の下で救急処置を行った。
地震から約58時間後に、負傷した状態で救いだされたイディル。シリンさんは拍手に迎えられ、救急車で病院に運ばれた。イディル。シリンさんは、瓦礫の下から救出された105人目となった。
救出作業を、農業森林相のベキル・パクデミル氏と、AFAD局長のメフメト・ギュッルオール氏も見守った。ギュッルオール氏はTwitterからのメッセージで、「イディルがでてきた!」と述べた。Twitter上では、イディル・シリンさんと姉妹のイペキ・シリンさんが瓦礫の中におり、連絡がないとの情報が流れていた。
イディル・シリンさんの救出ののち、家族に抱きしめられている様子はニュースに流れた。
■ 二人がまだ瓦礫の下に
一方、チームは捜索を続けており、エムラー・アパートの崩壊現場では、少なくとも2人が、まだ瓦礫の下にいると発表されている。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:50127 )