サウジアラビア経済:新型コロナウイルスのパンデミックにより大打撃
2020年11月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■2020年第3四半期のサウジアラビア経済は4.2%縮小している。
【リヤド:アナトリア通信】
2020年第3四半期のサウジアラビアの経済は、前年比4.2%の縮小だった。これは(移動制限、都市封鎖、自宅待機など)新型コロナウイルス感染のパンデミック対策による国内市場への大幅な制約と石油価格の暴落が続いているためである。
サウジアラビア総合統計庁は火曜日、「2020年第3四半期のサウジアラビアのGNPは前四半期と比較して1.2%成長した」と発表した。
国内経済は、2020年第1四半期が前年比1%の縮小、第2四半期は7%の縮小だった。
第3四半期の経済は、2019年第2四半期の0.5%成長以降、5四半期連続の縮小となった。
主な収入源として石油に依存しているサウジアラビア経済は、新型コロナウイルス感染拡大による原油の需要の落ち込みと石油価格の暴落による打撃に見舞われた。
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( 翻訳者:中村優世 )
( 記事ID:50163 )