ドイツの首都ベルリンで、トルコ宗務庁の在外支局であるトルコイスラム連盟管理のアクサ・モスクへ何者かによる襲撃が発生した。
ヴェディング地区にあるアクサ・モスクの外壁と隣接する喫茶店のガラスに落書きがされた。
モスク連盟のシナシ・ヤシャル代表は、アナトリア通信の記者への説明で、モスクの職員が朝の礼拝に向かうとモスクのすぐ隣の喫茶店の落書きに気付いたのだと述べた。
事件に関連する調書を書くために警察が来るのを待っているのだと話すヤシャル氏は、ここでは宗教、言語、民族にかかわらず生きるために努力しているのだと述べた。
ヤシャル氏はこの襲撃を誰が行なったのかわからないと述べた上、「おそらく目撃した者がいるだろう。これは我々のモスクで2回目の襲撃だ。最後であって欲しい。」と述べた。
襲撃を非難すると強調したヤシャル氏は、これらの落書きを消すことはできるが、犯人は懲りないだろうと話した。
それと同時に、ハンブルク州のムラディエ・モスクにも人種差別的な内容の手紙が送られたことがわかっている。
手紙ではムスリム、イスラーム、トルコ人への侮辱を含む表現が用いられていたことが分かっている。
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( 翻訳者:佐藤くるみ )
( 記事ID:50175 )