殉教したファフリーザーデ氏暗殺の詳細に関する国防相の重大発表
2020年11月27日付 Hamshahri 紙


 “イランの国防軍需大臣は殉教した同省の研究開発機構所長モフセン・ファフリーザーデ氏暗殺の詳細について説明した。”

【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、イランの国防軍需大臣アミール・ハータミー准将は、殉教者モフセン・ファフリーザーデ氏の暗殺に関する詳細について、「殉教者ファフリーザーデ氏は本日[訳注:西暦2020年11月27日]テヘラン郊外を移動中、テロリストの攻撃に合い、同氏の護衛隊が応戦したが、同氏とその同行者2名が負傷し、病院に搬送された。残念ながら医療チームは救命することができず、ファフリーザーデ氏は殉教した」とし、「ファフリーザーデ氏に同行していたチームの報告によると、はじめに同氏を載せた車が銃撃され、その後しばらくして爆発物を積んだ日産の自動車が同氏の近くで爆発、同時に銃撃が行われた。最終的に一連の負傷者は殉教した」と続けた。

 国防大臣はファフリーザーデ氏がテロの標的になった理由について、「同氏は国防相の次官かつ同省研究開発機構の所長であり、科学の分野で高い名声を誇り、我が国の国防の革新に長きにわたり貢献してきた。非常に多くの後継者を訓練・育成し、国防分野にけるファフリーザーデ氏の活動は偉大で、実りの多いものである」と述べた。

 アミール・ハータミー大臣は、「ファフリーザーデ氏は新型コロナウイルス対策においても先駆者の一人であり、同氏の指揮下にあったチームは新型コロナウイルス検査キットの製造にも尽力している。ファフリーザーデ氏は国防の革新において重要な人物であった。敵もまた親愛なるイラン国民の発展にとって効果的で重要な要素をことごとく攻撃の対象にするが、国防分野はイラン国民にとって極めて重要な領域であるため、常に敵の攻撃の標的となる」と語った。

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( 翻訳者:KMMK )
( 記事ID:50249 )