イスタンブルのイスティクラル通りで、通りへ一度に入ることのできる人数を最大7千人とする制限が昨日10時から始まった。
長さ1.5km、2万1000平方メートルのイスティクラル通りへ繋がる63箇所の入り口のうち61箇所が完全に閉鎖され、タクシム広場からとチュネル広場からのみ通りへ入れるようになった。通りへの入場は右側からで、歩行者同士がぶつからないよう、また感染リスクを下げるために、歩行者は路面電車の路線を中央として右側通行をするよう喚起される。
この喚起が、より人々の注意を引くよう、地面には一定の間隔で順路を示したステッカーが貼り付けられた。
この新しい措置について、ベイオール区長のムスタファ・デミレッリ氏と、ベイオール市長のハイダル・アリ・ユルドゥズ市は次のように説明した。
「警察と行政警察が、ドローンで空からモニタリングします。撮影された映像で混雑していることが判明した場合、広場の入り口が通行止めとなります。混雑防止のため、(通りの密度は)3平方メートルあたり1人に抑えられます。人数カウンターも準備されており、チュネルもしくは広場から入場するときにQRコードを読み取らせて、システムにカウントされます。このシステムで受入人数の空きがなければ入場は許可されません。」
■ドローンによる監視
警察の警備班がイスティクラル通りをドローンで監視している。ドローンは、7千人の上限を目視で確認するための役割を担い、10分~15分おきに飛行する。
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( 翻訳者:宮崎友裕 )
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