イスラエル:3回目のロックダウンによる経済的損失額が一週間あたり約8億ドルに
2020年12月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル中央銀行:3回目のロックダウンによる経済的損失額は一週間あたり7億7600万ドル

【アナトリア:本紙】

イスラエル:イスラエル中央銀行は、コロナウイルス感染拡大防止のため、日曜日から実施される3回目のロックダウンによる経済的損失額は、一週間あたり250万シェケル(7億7600万ドル)と試算している。

金曜日に中央銀行は、ウェブサイトレポートで、3回目のロックダウンによる経済的損失額は、一週間あたり約250万シェケルが見込まれると発表した。10月の2回目のロックダウンでの損失額は一週間あたり320万シェケル、4月の1回目のロックダウンでの損失額は一週間あたり540万シェケルであった。

そして、3回目のロックダウンでの損失見積額が減少した要因として、封じ込め政策の緩和とリモートワークによる経済効果を挙げた。

そして、10月の2回目では約88%、4月の1回目では80%だったのに比べて、3回目のロックダウン中では約90%の経済活動が継続されると予測した。

昨日、木曜日にイスラエル政府は、(一日あたりの)新規感染者数が1,000人を下回らなければ、更に(ロックダウンを)2週間延長すると決定した。

イスラエル保健省は木曜日、(一日の)新規感染者が3,340人を記録したと発表した。これにより、累計の感染者数は389,502人、死者数は3,170人に達した。

水曜日には、イギリスと南アフリカからの渡航者に新型コロナウイルスの変異種の感染者が4例確認されたことも公表している。

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( 翻訳者:谷口萌依 )
( 記事ID:50366 )