エルドアン大統領、EUフォン・デア・ライエン委員長とビデオ会談
2021年01月09日付 Hurriyet 紙
エルドアン大統領はEU委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とビデオ会議形式で会談した。エルドアン大統領は会談でトルコでの最近の話題としてEUが優先的にあがっていることや、2021年にはEUとの関係において新たな1ページを開けるよう望み、トルコに対する排他的な活動や言説を終わらせなければならないことを主張した。
大統領府通信局から行われた発表によれば、エルドアン大統領はヨーロッパ連合(EU)委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とビデオ会談を行った。
会談ではトルコ・EU関係の発展について問題を取り上げ、地域的な進展を評価した。
エルドアン大統領は会談で、トルコでの最近の話題としてEUが優先的にあがっていて、トルコの未来をヨーロッパに見ていると伝えた。
◾️EUとの関係において新たな1ページを
エルドアン大統領は新年ではEUとの関係において新たな1ページを開けるよう望んでいると述べ、EU内の複数の国が気まぐれや人為的な問題を発生させたために2020年が十分に評価されなかったことや、この状況がただ関係の将来の点からだけでなく、広く共有する地理的な点からも存続されることはありえないと言及した。
エルドアン大統領はトルコ・EU間の関係において前向きな進展のために、初めの段階で講じられる最も重要な手段は3月18日の移民対策合意が更新されることであり、2021年は移民について開始する新たな協力の観点で、効果的な環境が提供されることを示した。
◾️トルコに対する排他的な活動を終わりに
またエルドアン大統領は欧州トルコ関税同盟の更新、トルコ国民についてビザを不要にすることや、トルコのEU加盟交渉において段階を進めなければならないと述べ、相互に信用を再び構築することや協議のシステムを再始動させること、近隣国を超えて交渉過程にある候補国のトルコに対する排他的で差別的な活動や言説を終わらせなければならないと強調した。
エルドアン大統領は定期的なトルコ・EUサミットやハイレベルでの談話会合を再び始めることは有益だと主張した。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:50428 )