米国新政権、重要省庁に3トルコ女性要職任命
2021年01月27日付 Hurriyet 紙


アメリカ国務省、国防総省、財務省の要職に3人のトルコ人女性が任命された。ディデム・ニシャンジュ氏とオズゲ・ギュゼルス氏に加え、ナズ・ドゥラクオール氏がアメリカ国務省の議会関係局次官補代理に任命された。

アメリカ合衆国のジョー・バイデン氏は先週宣誓を行い、大統領に就任した。バイデン氏の就任に伴いアメリカでは重要省庁の要職地位の任命が行われている。

NTVのニュースによれば、アメリカで3人のトルコ人女性が要職に任命された。国務省、国防総省、財務省においてトルコ人女性が管理職に就いた。直近であきらかにされた人物はナズ・ドゥラクオールであった。

■国務省:ナズ・ドゥラクオール氏

ナズ・ドゥラクオール氏は、アメリカ国務省の議会関係局次官補代理に任命された。バラク・オバマ大統領時代にヨーロッパ・ユーラシア局国務次官上級顧問であったドゥラクオール氏は、ラトガーズ大学で学位取得後、海軍兵学校で修士課程を修了した。

■国防総省:オズゲ・ギュゼルス氏

ジョー・バイデン政権で採用された2番目のトルコ人は、国防省副法務顧問に任命されたオズゲ・ギュゼルス氏であった。カリフォルニアの弁護士であるギュゼルス氏は、スタンフォード大学とハーバード大学で教育を受けた。

■財務省:ディデム・ニシャンジュ氏

アメリカの財務長官にはジャネット・イエレン氏が就任した。イエレン財務長官下において、首席補佐官としてトルコ系のディデム・ニシャンジュが任命される。ディデム・二シャンジュ氏は、1973年3月9日生まれ。1991年から1995年の期間にアメリカで経済学を学んだ。

ディデム・ニシャンジュ氏は、バラク・オバマ元大統領時代に米国証券取引委員会で事務局長を務め、2018年にブルームバーグに移る前、プロモントリー・フィナンシャルグループで勤めていた。

米国上院の銀行委員会で任にあったニシャンジュ氏は、1998年から2001年の期間、財務省に勤めいていた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:50581 )