研究によると、揚げ物の摂取は主要な心臓病と脳卒中に罹患するリスクの増加と関連している。
このリスクは、この種の食品を週に114グラム食べるごとに増加することが分析によって示されている。
研究者によると、西洋的食生活が心血管の健康を改善しないことは明白だが、深刻な心臓病や脳卒中のリスクを高めることに揚げ物がどのように影響するのかは明確には判明していない。
この問題を明らかにするために、彼らは56万2,445人の対象者から成る19の調査に関する研究データベースを調査した。
揚げ物の1週間の摂取量が最も少ないグループと比較して、これらの食品を摂取した総量が最も多いグループは、深刻な心血管障害の発生リスクが28%増加し、冠状動脈性心疾患のリスクが22%増加、心不全のリスクが37%増加することが調査によって判明した。
揚げ物がどのようにして心血管疾患の発症に影響を及ぼすのかはいまだ不明である。
研究者らは、揚げ物はその高い脂肪含有量のためにエネルギー消費を増加させ、調理によく使用される水素添加植物油から有害なトランス脂肪酸が生成されると確信している。
また、揚げることは体の炎症反応に関与する化学物質が多く生成される原因になる。しかも、フライドチキンやフライドポテトのような食品はたいてい塩分が大量に含まれており、砂糖を含む甘い飲み物と一緒に提供されることが多い。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:SN )
( 記事ID:50630 )