イスタンブルへの滞在許可を求める外国人の申請書類が郵便あるいは宅配便を通じて[役所に]受領される制度が終了した。
内務省・移民総局はインターネットサイトを通じて発表を行い、2月15日以降、滞在許可のための申請は直接[書類を持参・提出して]行われることになると述べた。
発表によると、滞在許可申請書類が郵便および宅配便を通じて[役所に]受領される制度は終了し、許可を得たい外国人は当人に通知された予約日時に県もしくは郡の移民局に赴く必要がある、と伝えられた。
郵便・宅配便を通じて[投函]郵送された申請書は、2月15日以降は受理されないが、15日以前に行われた申請は受理されると述べられた。
前述の日付より以前に様々な機関より滞在許可申請を行った外国人は、書類を、自身にSMSや電子メールを通じて送られた情報に従って関係する県や郡の移民局に届け出る必要がある。
滞在許可の面談に関する業務は、2月15日以降、イスタンブル県入国管理局、エセンユルト郡作業班課、ペンディック郡作業班課、ウムラニエ郡作業班課で続行される。
(注)
通常、滞在許可申請は、まず移民局のインターネット・サイトにアクセスし、申請サイトに入り必要事項を入力することから始まる。データ入力後にそれを纏めた様式書類ができることになり、これをプリントアウトしたものが申請書類の一部となる(この書類以外にも滞在目的毎に提出を求められる書類がある)。ついで、後日、移民局からメールを通じて面談日の通知が来る。面談日に移民局を訪れ、面談を行い書類を提出して、手続きは終了となる。イスタンブルでは、昨年、パンデミックのため、上記手続きの一部が変更となった。本来ならば面談の際に提出すべき申請書類を、郵送で送付することが認められた。この一時的な措置が、終了するというのが上記記事の内容である。
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( 翻訳者:木内唯理 )
( 記事ID:50674 )